拝啓 10歳の私へ
20歳になった今、この10年間を振りかえると思い浮かぶのは笑ってた記憶ばかり。悲しみや苦しみは全部忘れちゃいました!
って言いたいところだけど普通にめちゃくちゃつらいこと沢山あったし、小中高いろんな人を恨んでたし、こんな思いするくらいなら死んだほうがマシだよって心の底から思ったこともありました。
(今思えばそんなに悩むことでもなくて、健康で何不自由ない生活してるんだから幸せじゃん贅沢言うなって感じだけど当時は相当辛かったんだよね)
これからの10年で何度か大きな選択をする場面があるので、そのときにどうしたらいいかを教えます。
中学校に入ったら、バレーボール部に入部してください。前半でかなりハードめな地獄を見るけど、それも経験値になるし、最後は良い景色が見られます。そして、良い友人を持てます。
高校は絶対に浦和西高校を受験してください。絶対に。1年生で文化祭実行委員になること。HR企画委員じゃなくて全体のほうね。そしたら高校生活が最高のものになると約束します。浦和西高校では、不思議なことに点と点がぜ〜んぶ最後に繋がって、一生ものの財産を得られます。そして、良い友人を持てます。
高校を卒業したらすぐに、好きな人に気持ちを伝えてください。卒業したらね。
この3つはどれが欠けても今の私はいないと断言できる大事な大事な分岐点です。
本当につらくて悔しくてやりきれない思いでいっぱいになる日もあったけど、どれもこれも今の私を形成する大きな要素になっています。
そして、私の周りにはそんな私を好きだと言って支えてくれる人たちがたくさんいます。
だから安心して苦悩してください。
そんな10代の最後の日、私は最高の笑顔で大好きな人の隣にいます。
今、私はとても幸せです。
敬具
【手紙書きながら聴いてたソング】