あったらいいな、こんなもの

私の苦手なこと。

数学の問題を解くこと、家事をすること、地図を読むこと…たくさんあるけれど、一番苦手で困っているのはタスク管理、時間の逆算だ。

私が愛用するアプリのひとつに『Yahoo!乗換案内』がある。超便利。これがないとどこにも行けないよ私は。

出発地と目的地、到着したい時間を設定すれば、たった数秒で家を出るべき時間と乗る電車、乗り換え駅と所要時間がすべて分かるので、非常に助かっている。

これの日常生活版があったらいいのになぁと常々思う。専属マネージャーみたいなアプリがほしい。

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たとえば、友達とランチの約束をしたとする。日曜の12時に新宿に待ち合わせだ。決まった時点でアプリに打ち込む。

出発 ○○ ⇄ 到着 新宿

11/10 日 11:50 到着

内容 友達とランチ

するとアプリが “すべてを” 計算してくれる。

11:02⇨11:48 (46分)

片道:定期代＋○円　乗換:○回

↑

10:50に家を出ましょう

↑

あなたは統計上、着替えに6分、洗顔と歯磨きに5分、化粧に14分、髪全体を巻くのに7分かかります(ヘアアイロンは歯を磨いている間に温めてください)。さらに、鞄の中身を移し替えるのに5分、朝ご飯を食べないのにいきなり薬を飲む馬鹿ですよね？これにも3分かかります。また、最初にアラームが鳴ってから布団を出て行動を開始するまで、平均して46分かかります。そのため最初のアラームは、6+5+14+7+5+3＋46＝86で86分前、すなわち9:24にかけよう…とでも思っているのならあなたは救いようのないクズです。あなたはひとつひとつの作業のあいだに少なくとも1分のロスを生みだすとんでもないダメ人間です。ではここに7分足せばいいかといえばそういうわけでもないですよね？あなたはアラームを止めたその手でスマホをいじります。時間もないのにLINE、Twitter、Instagramを一通り確認し、悠長にBGMをかけますよね。意味不明です。15分足しておきましょう。さらに爪を切ったり前髪を切ったり、なぜ今？という行動を取ることがあるので10分余裕を持って86＋25＝111分と見ておきましょう。

9時にアラームをかけてください。

……やっと気付きましたか？あなたは余裕を持って家を出るためには約2時間前にアラームをかけないといけない女です。いつも家を出る40分前とかに起きようとするから、授業に間に合わないのですよ。

★アドバイス

明日はバイトがあり、明後日は終日予定が入っていますね。日曜の夜もバイトがあります。月曜の夜に焦らないために、バイトのない今日のうちに火曜提出の課題を進めておくといいでしょう。余裕があれば自転車のタイヤに空気も入れておきましょう。そろそろです。

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みたいな。